なぜ企業はステルス値上げに余計な言い訳をつけるのか?

昨日、久しぶりにスーパーでポテチでも買おうと思って店を見て驚きました。

「半分くらいのサイズになってね?」

あまりにも1つの1つの袋が小さい。

容量を見たら50gと書いてある。

値段は消費税込みで150円〜くらい。

人間のサイズはここ10年で変わっていない(というか大きくなってるはず)なので、今の高校生くらいだと1袋だとまったく腹が膨れないでしょう。

サイズを保ったまま値段を上げればいいのに、と思いますが、それだけ日本人にデフレマインドが染み付いてしまっているのでしょう。

棚に小さい袋が大量に詰まっているのを見て何だか悲しくなりました。

カントリーマアムとか小さくなりすぎて、将来は工場の空気だけがパッケージングされるんじゃないですかね。

とまぁまぁインフレなので、値上げは仕方ないです。

ただ、許せないのが企業側のステルス値上げのための言い訳です。

「原料が高くなり値上げします、ごめんなさい!」と普通に言えば良いのに、

「食べやすくなりました!」

「持ちやすくなりました!」

「女性にも優しい!」

とか、煽っているとしか思えない言い訳をパッケージに書いてあるのは何なんですかね?

社内会議で、「よし、こう書いたら消費者も『良かった持ちやすくなって』と小さくなったことを喜んでくれるだろう!」なんて、どんな会議を開いたらそんな結論になるのか。

一部上場企業のマネージャー陣がそんな市場感覚が無い訳ないと思うんですけどね。

あと、割と小さいホテルで「SDGsのため室内清掃は希望のお客様だけとします」とか書いてあるのも気に食わない。

SDGsって言えば何とかなるだろう、ってのが透けて見える。

商品だけでなく、会社自体の信頼を一気に損なうので本当にやめた方が良いと思うんだけどなんでやるんだろう。

どういうプロセスでそんな結論になるのかマジで分からないんで、中の人いたら教えてくれませんか?

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