【書評】『ギグ・エコノミー』を読んでみた(2/3)【休みを増やすには?】

この記事では、ギグ・エコノミーの中で、どのように「休みを増やすか」について、説明しています。

「休みを増やす」と聞いても唐突な感じがするかもしれませんが、ギグ・エコノミーでは、「仕事を主体的に選べる」のと同時に、「休みも主体的に選べる」のです。

また、ギグ的な働き方の場合、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちであるため、休みについて意識的になる必要があるのです。

そのため、どのように休みを上手くとっていけば良いのか、下記3点、『ギグ・エコノミー』からピックアップしてご紹介します!

前回の記事はこちら↓

https://beautifulfeedom.com/sidebusiness-independence-gigeconomy1/

「休みを増やす」ポイント①リスクを軽減して不安に立ち向かう

ギグ・エコノミーでは、仕事が流動的となるため、場合によっては安定している企業勤めの時よりも、不安が大きくなることがあります。

大きな不安を抱えてしまうと、常に思考の邪魔をされてしまい、オン/オフ共に集中力が大きく下がってしまいます。

そのため、まず不安をコントロールする必要があります。

一番重要なのは、不安を正確に認識することです

不安を正確に把握するために、「最悪のケースはどのような場合か」「最悪なケースを引き起こすリスクは何か」について、具体的に整理をし、そのリスクを回避できるような策を考えます。

人間にとって、不安は、多くの場合、未知であることが大きな要因となっています。

そこで、可能な限り具体的に記述することにより、不安の実態を定性的、定量的に把握でき、具体的な打ち手を取れる安心感に繋がるのです。

目次

「休みを増やす」ポイント②仕事の合間に休みを取る

また、ギグ的な働き方では、上手にプランをすれば、長期間の休みを取ることが可能です。

企業勤めの場合、1ヶ月以上の休みを取るといったことは、かなり特殊な条件でないと難しいと思います。

ただ、ギグ・エコノミーの場合、充分なスキルと人脈、そして周りの理解があれば、例えば「来年1年間は休みにする」といったこれまでの働き方では考えられなかった新しい休みの取り方も可能になるのです。

1年間休みがあれば、海外で暮らしてみる、やりたかったことに没頭してみる、技術を磨く、といった様々な選択肢が取れると思います。

また、1年間じっくりと自分と向き合うこことが出来れば、翌年以降、より自分にあった仕事を見つけることが出来たり、より広い視野から人生を考えられるようになり、人生トータルで考えれば、最高の自己投資になるでしょう。

「休みを増やす」ポイント③時間への意識を高める

また、常日頃の時間への意識が重要です。

『ギグ・エコノミー』では、人により適した時間の管理方法が2つあると書いています。

一つは「マネージャー式スケジュール管理」で、多忙なマネージャーのように、細切れのタスクを時にはパラレルでこなしていくスタイルです。

一方、もっとじっくりと考えて動きたい人は、「クリエイター式スケジュール管理」のスタイルが適しており、1日の中で、まとまった時間を確保し、そこで重要度の高いタスクを一気にこなしていく、といった時間の使い方があります。

これらの時間管理方法の選択に辺り、まずは今の時間の使い方をしっかりと把握し、その時間の使い方が有用だったのか、といった振返りを定期的に行い、現状把握することも非常に重要です。

なお、時間の使い方の改善については、自分が今まで読んだどの本でも、まずは「時間の使い方の現状把握」を一番目のアクションとして推奨しているものが殆どでした!

最後に

前回の記事では、主に「よい働き方」について説明しましたが、この記事では「よい休み方」について説明しました!

次の最後の記事では、「よいお金の使い方」についてご紹介したいと思います!

ご参考になれば幸いです!

https://beautifulfeedom.com/sidebusiness-independence-gigeconomy3/
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