【メンズ】もう失敗しない!男性の美容室の選び方を徹底解説

この記事では、以下の様な疑問にお答えします。

これまでなんとなく美容院を選んでいたけれど、本当に自分に合った美容院を選びたい!けれど男の美容院選びの情報が殆どない、どうすれば良いの?

この記事では、男性の美容院の選び方について、著者の経験に基づいた実践的な選び方を紹介していきます。

この記事の内容

  • 髪型は第一印象を決める超重要な要素
  • 美容院の探し方
  • 良い美容師の見つけ方
  • 美容院当日にやるべきこと

著者の経験

著者である僕は、元々かなり癖のある髪質で、若い頃にはストレートパーマをかけたりしていました。30代になってからは、自分の髪の癖を活かすための髪型を見つけるべく、青山、表参道、代官山、銀座等の美容院に通っています。

ネット上で出回っている男性の美容院の選び方は広告の内容に近いものが多いです。また、「美容院のプロが教える」といった美容師の方が発信している情報もありますが、美容師の人は勤めている美容院でカットし合うことが多いため、実際にお客さんとして選ぶ時の観点とは少し乖離があります。

この記事では、15年近く都内の超有名店を含む美容院でカットをしてきた僕が、男性の美容院の選び方について実践的な情報をご紹介します。

なお、この記事ではホットペッパービューティーを使った方法をご紹介していますので、登録がまだの方は登録しておいてください。


では中身に入って行きましょう!

髪型は第一印象を決める超重要な要素

一般的に髪型は人の印象の8割を決めると言われており、特に女性に与える印象においては決定的に重要な部分です。特に初対面の場合、髪型がイケていないとそれだけで「対象外」になってしまう可能性すらあります。

ですので、「美容院なんてどこも一緒」と思わずに、一度真剣に美容院選びをしてみることをお勧めします。女性の反応が明らかに変わってきます。

目次

美容院の探し方

では、美容院の選び方を説明していきます。

やるべきことは大きく2つです。

  • なりたい髪型を決める
  • Hot Pepper Beautyで探す
  • 美容院の地域を選ぶ
  • ヘアカタログを見る

では、順に解説していきます!

①なりたい髪型を決める

では、実際に美容院を選んでいく手順です。まず間違いなのが、いきなりネットで美容院を検索し出してしまうことです。Googleで「銀座 美容院 男 おすすめ」と検索をかけたりしてしまいがちですが、この選び方だと「何となく良いところ」でしか美容院を選べません。

美容院を選び出す前に、まずやるべきことがあります。それが「なりたい髪型を決める」ことです。センターパートにしたいのか、マッシュにしたいのか、パーマをかけたいのか色を染めたいのか、どの様な方向性にするかをまず決めなくてはいけません。

正しい手順は、「なりたい髪型を決める」→「なりたい髪型にしてくれる美容院を選ぶ」です。

ですので、まずはなりたい髪型を見つけるところから始めましょう。なりたい髪型を探す先は何でも良いですが、SNSや雑誌が良いでしょう。

②Hot Pepper Beautyで探す

なりたい髪型を決めたら、実際に美容院を選んでいきましょう。使うのは「Hot Pepper Beauty」です。大多数の美容院はHot Pepper Beautyに登録しているので、Hot Pepper Beautyを使っておけば問題ありません。

なお、もちろんHot Pepper Beautyに登録していない美容院もあります。ただ、そういった美容院はかなりデザイン性が高かったり(奇抜な髪型が得意)、有名美容師の個人経営の店が多いです。女性への印象をよくすることを目的とする場合は、そういったマニアックな美容院を選ぶ必要はないので、Hot Pepper Beautyで十分です。

③美容院の地域を選ぶ

Hot Pepper Beautyを開いたら、まずは美容院の地域を選択します。地域を選ぶポイントは、通える範囲でなるべく「激戦区」を選ぶことです。激戦区とは、青山、表参道、渋谷、代官山、銀座等の美容院が数多くあるトレンドの発信地域です。

美容院に余りこだわっていない男性は、家の近くで選んでしまいがちです。ただ、近所の美容院と激戦区の美容院では、「トレンド」の押さえ方が如実に変わって来ます。近所の美容院の場合、主な顧客層が主婦となるため、トレンド感より日々の扱いやすさを重視するお客さんが多く、結果美容師もその様な髪型が得意になります。

ただ、女性はトレンド感に敏感なので、トレンドのニュアンスを髪型に含めることはかなり重要になってきます。そのため、美容院は多少遠方になっても可能な限り激戦区で選ぶ様にしてください。

ちなみに、お洒落な地域の美容院を選ぶことに抵抗があるかもしれませんが、正直気にする必要はありません。実際に行ってみると分かりますが、いくら激戦区の有名店等であっても、特に土日はファッションに疎そうな人や大学生も多く見られます。自意識過剰にならず、選ぶべき美容院をしっかり選びましょう。

④ヘアカタログを見る

地域の選択ができたら、ヘアカタログを見て美容師を選んでいきます。Hot Pepper Beautyの「ヘアカタログ」欄を見て、前もって決めておいた「なりたい髪型」に近い髪型をヘアカタログで探していきます。

例えば、センターパートにしたい場合、ヘアカタログで「ミディアム」を選択し、センターパートの写真を見ていきます。気に入った髪型があれば、5〜10個ほどお気に入りに登録します。この気に入った髪型を切った美容師が、あなたの選ぶべき美容師の候補です。

美容師を選定する

ヘアカタログから美容師の候補を選んだら、その中から実際にカットをしてもらう美容師の最終選定をします。実際に見ていくポイントは以下の5点です。

  1. 美容師の得意とする髪型を確認する
  2. 美容師の系統・雰囲気が好きかどうか判断する
  3. 安過ぎるところは避ける
  4. 口コミは参考程度に
  5. 美容師の性別は拘らない

①美容師の得意とする髪型を確認する

その美容師のヘアカタログを見て、得意とする=最も切っている髪型を確認しましょう。ショートなのか、ミディアムなのか、ロングなのか、パーマなのか、カラーなのか…お客さん側は気付きにくいですが、美容師の得意領域は意外とハッキリしています。得意な髪型以外をオーダーしてしまうと、ある程度の美容師なら上手くこなしてはくれると思いますが、細部が甘いぼんやりした髪型になってしまいがちです。あなたのなりたい髪型が得意分野である美容師さんを選ぶ様にしましょう。

②男性をカットしているかを確認する

その美容師が、ちゃんと男性もカットしているかどうかを確認しましょう。美容院は女性の方が圧倒的に市場が大きいです。そのため、女性のカットのみを専門としている美容師も数多くいます。ヘアカタログを見て、普段から男性のカットもしているかを確認しましょう。

③美容師の系統、雰囲気が好きかどうか判断する

ヘアカタログを見て髪型が気に入ったとしても、その美容師の「雰囲気」が自分に合うかどうかもきちんと確認しましょう。その美容師の服装や、ヘアカタログのモデルの系統を見て判断します。

例えば僕の場合は、リラックスした雰囲気の髪型や服装が好きです。ですので、タイトなジャケットを着ているコンサバ系の美容師や、金髪ツーブロックのオラオラ系の美容師は選ばない様にしています。Instagramをやっている場合、雰囲気が掴みやすいので是非チェックしておきましょう。

なお、美容師自身の髪型が好きかどうかは余り参考になりません。美容師は自分の髪型をコロコロ変えるので、実際に言ってみると大抵Hot Pepper Beautyに載っている髪型とは別の髪型になっています。笑

④値段が安過ぎるところは避ける

男性で美容院代を安く済ませようとする人は多いですが、値段とカットの上手さにはかなりの相関があります。髪型は非常に重要な要素なので、女性との出会いを必要としている人は、投資だと割り切ってお金をかける様にしましょう。

あくまで目安ですが、都内の激戦区でカットしてもらう場合、6,000円以上が選んで良い目安だと思います。

特に経験の多いディレクター等のレベルになると、指名料がかかり10,000円近い値段になることもあります。自分は髪質が難しいので10,000円近くかけることもザラですが、特に問題の無い髪質であれば6,000円〜7,000円を目安に選ぶと良いでしょう。

⑤口コミは参考に

Hot Pepper Beautyにはお客さんの美容師への口コミもありますが、こちらは参考程度に留めておいた方が良いでしょう。美容院選びはあくまで個人間の相性がありますので、他の人の意見は余り参考になりません。また割引を使ってお客さんに良い口コミを書いてもらっている美容院もあり、口コミは重要視しないで良いでしょう。

⑥美容師の性別は拘らない

男性の方は男性の美容師に切ってもらうのが当たり前だと思っている人が多いですが、実は女性に切ってもらっても一向に構いません。僕の経験上、女性の美容師は、男性美容師よりも髪型に変化を入れてくれる、ニュアンスの入れ方が上手い、といったことが多いと感じます。

僕の場合は軟毛・細毛で、どちらかと言うと女性の髪質に近いので、手入れの観点でも女性美容師さんから学ぶ内容は多いです。ですので、美容師の性別を男性と決めつけてかかる必要はありません。

ただ、中にはお客さんを女性限定としていたり、美容院の雰囲気が如何にも女性向け、という場合もあるので、そういった美容師・美容院は避けた方が良いでしょう。大手美容院だと男性も女性も所属しているので、特に問題無いと思います。

美容院当日にやるべきこと

ここまでのステップで良い美容師を選ぶことができたかと思います。ただ、いくら良い美容師を選んでも、きちんと美容師とコミュニケーションを取らないとあなたのなりたい髪型を実現するのは難しいです。

逆に、多少美容師選びに失敗してしまっても、コミュニケーションで挽回することもできます。では、どうすれば美容師さんと良いコミュニケーションを取れるのでしょうか。ポイントは以下の5つです。

  1. 予約を前日までに入れておく
  2. なりたい髪型の写真を用意する
  3. 普段の髪のセット、服装で行く
  4. やってほしくないことを伝える
  5. 会話は頑張らなくて良い

では、順に見ていきましょう!

①予約を前日までに入れておく

まず、カットの予約は前日までに入れておきましょう。そもそもとして事前に予約することは前提です。多くの美容院では、朝に集まって当日のスケジュールを確認し段取りの準備をします。

特に人気美容師の場合、同じ時間帯に複数のお客さんに対応することもよくあります。事前に予約を入れておくことで美容師が準備をしやすくなるので、マナーとして前日までに予約を入れておきましょう。

②写真で伝える

なりたい髪型をどう伝えれば良いのでしょうか。これは「写真」一択です。口頭での説明だと、細部のニュアンスを含めて伝えるのは至難の業です。ですので、事前に写真を絶対に準備する様にしましょう。

写真選びについては、Hot Pepper Beautyであなたが選んだ髪型や、SNS等でなりたい髪型のイメージを数枚準備すると良いでしょう。正面、サイド、バックとそれぞれの写真があるとなお良いです。この写真の準備はきっちりとする様にしましょう。

③やってほしくないことを伝える

なりたい髪型とセットで「やってほしくないこと」も伝えておきましょう。例えば、「刈り上げはしないで欲しい」「前髪は短くしないでほしい」等です。特に切られ過ぎてしまった場合はリカバリーまで時間を要するので、迷っている場合は保守的に伝えると良いでしょう。

また、最初はそもそも「やってほしくないこと」自体余り無いかもしれません。ただ、意識的にカットを続けるうちに、「この部分はテンションが下がるな」という処理が見つかってくると思います。日頃からそういった気付きを蓄積して、次回のカットに活かす様にしていきましょう。

④普段の髪型のセット、服装で

美容院に行く時は、普段の髪型のセット、服装で行く様にしましょう。例えば平日は髪に余り何も付けずゆるい服装をしているのに、ワックスでガチガチに固めてた髪型でスーツを来た状態でカットに行くと、どうしてもそのスタイルに合わせた髪型になってしまいがちです。

どうしても仕事帰りにスーツで行かざるを得ない場合は、普段はこういう格好をしているんです、と写真でイメージを共有しておいた方が良いでしょう。同じ髪型でも、細部の処理で与える印象は大きく変わってしまいます。服装も合わせたトータルの印象を統一する様、全体をプロデュースすることを意識しましょう。

⑤会話は頑張らなくて良い

おまけですが、美容師さんとの会話は頑張らなくて良いです笑。美容師側もお客さんが会話が苦手な人が多いというのは認識していて、業界紙のアンケートでも大多数のお客さんが回答しているので、周知の事実です。ですのでずっと黙ってても全く問題ありませんし、自分の髪質や手入れ方法について気になる点があれば質問する位で問題ありません。 

まとめ

まとめです。

  1. 髪型は第一印象を決める超重要な要素
  2. 美容院を選ぶ前になりたい髪型を決める
  3. Hot Pepper Beautyのヘアカタログから美容師の候補を探す
  4. 候補の中から美容師を絞り込む
  5. 美容師に丁寧に要望を伝える

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!

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