【結論】NFTアートが売れない!理由と売るためのコツを徹底解説【マーケティング】

こんにちわ!ケイです。

この記事では、以下の様な疑問にお答えします。

NFTアートを出品してみたけれど、全く売れる気配が無い!どうしたら売れる様になるんだろう?やるべきことを具体的に教えてほしい!

この記事では、あなたのNFTアートを売れない理由と、今後売れるための具体的なポイントを解説していきます。

この記事の内容

  • あなたのNFTアートが売れないたった1つの理由
  • NFTアートを売るためにやるべきこと①:作品の見直しをする
  • NFTアートを売るためにやるべきこと②:応援されるアーティストになる
  • NFTアートを売るためにやるべきこと③:発信活動をする

著者の経験

著者である著者である僕は、NFT市場を1年以上チェックしており、日々NFTを始めとして、メタバース・Defi等のWeb3.0関連の情報発信をしています。IT業界で10年以上勤務してきた経験もあり、デジタルマーケティングの専門スキルもあります。

あなたのNFTアートが売れる様になるために、すぐに実践できる重要なポイントを整理して解説していきますので、是非読み進めてください。

では、中身に入っていきましょう!

あなたのNFTアートが売れないたった1つの理由

いきなり結論です。あなたのNFTアートは、自分目線になってしまっていないでしょうか。自分目線で取り組んでしまうと、NFTアートを欲しい人にあなたのNFTアートが魅力的に写らなくなってしまい、結果購入に至らない場合が多いです。

以下の様な状況に思い当たる節はないでしょうか。

  • とりあえず何となくでテーマを決めて作ってみた
  • 自分の好きだけしか考えていない
  • 良い作品を出品すれば勝手に売れると思っている

もちろん、NFTアートを個人の趣味として、ただ好きなものを作りたい!というのなら全く問題ありません。ただし、NFTアートをきちんと他の人に評価してもらい買ってもらうためには、購入者目線で取り組む必要があります。

「そんなことちゃんと考えたことがなかったな…」という場合でも全く問題ありません!売れるためのポイントはこれからきちんと説明するので安心してくださいね。

では、売るためのポイントに移っていきましょう。

目次

NFTアートを売るために

NFTアートを売るための活動は、大きく3つの方向性があります。

  1.  作品の見直しをする
  2.  応援されるアーティストになる
  3.  発信活動をする宣伝活動

NFTアートを売るためのには、NFTアート自体の品質を高めるだけでなく、アーティストとして評価されることや、発信活動も同じかそれ以上に重要です。特に日本のマーケットにおいては、「知名度」がかなり重要となっていますので、各観点で活動を進めていきましょう。

では、売るための方法を1つずつ見ていきます。

NFTアートを売るためにやるべきこと①:作品の見直しをする

作品の見直しをするためのポイントは以下です。

  1. オリジナリティを出す
  2. 統一感を出す
  3. 利用性を持たせる 
  4. トレンドを押さえる
  5. 話題性を狙う
  6. 特典をつける

順番にみていきましょう!

①オリジナリティを出す

まずは、作品にオリジナリティがあるかどうかを確認しましょう。現在OpenSeaには約3,000万点を超える作品が出品されており、個性が無い作品だと選ばれるのが非常に難しくなります。

オリジナリティがあるかどうかを見分ける方法は、「NFT作品を見た時に○○のコレクションだ!」とすぐ分かるかどうかです。特徴を出す方法は絵柄であったりキャラクターであったり色々とありますが、あなたの作品が一瞥してそれと分かる状態になっているか確認しましょう。

②統一感を出す

作品に統一感があるかも非常に重要です。NFTマーケットプレイスのシェアNo.1のOpenSeaでは、NFTアートはNFTコレクションの一部という形で出品されます。コレクションの形にすることにより、コレクターの収集欲をかき立てる形となっています。

収集欲をかき立てるためにも、NFTコレクションの統一感は非常に重要です。統一感が無いと、NFTアートを持っていてもどのNFTコレクションの一部か分からず、他の人に自慢することもできません。

例えば、有名なCryptoPunksの例で言うと、全て24×24の右向きのドット絵です。

一見して「あ、○○のコレクションだ!」と分かる様に、統一感を出したデザインを心掛けましょう。

③利用性

あなたのNFTアートを購入したユーザーが、NFTアートを何に利用するかも想定してみましょう。「NFTに利用方法なんて無いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、Twitterアイコンに設定したり(日本版は2022年4月現在まだ未実装)、バーチャルの画廊に飾るといった使い方が可能です。

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Twitterアイコンになる場合「六角形」に切り取られて表示されますので、切り取られても綺麗なデザインになるかを確認する必要がありますよね。

ユーザーがあなたのNFTアートをどう使いたいかにも思いを張り巡らしてみると、見直しのポイントが見つかるかもしれません。

④トレンドを押さえる 

NFTアートにも「トレンド」が存在します。NFTアート自体はただの画像なので、本来は何でも良いはずなのですが、やはり購入されやすジャンルがあります。例えば日本のランキングを見てみると、有名アーティストを除くと「可愛い女の子」のNFTアートが比較的多いことが分かります。

→国内NFTコレクションランキング

いつもトレンドに乗っかれば良いという訳ではありませんが、トレンドに上手く乗っかれば遥かに売れやすくなることは間違いありません。あなたの得意ジャンル×トレンドの交わるところでNFTアートが作れないか一度考えてみましょう。

⑤話題性

あなたのNFTアートは何か話題性があるでしょうか。いわゆる「バズる」というものです。話題性を確実に狙うのは難しいかもしれませんが、あなたなりのストーリーや特徴があると売れやすくなります。

こちらは小学生の夏休みの宿題が380万円で売れた事例ですが、「小学生がNFTアート」というきっかけで話題になった例です。

BUSINESS INSIDER JAPAN
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もちろん「炎上」はダメですが、狙えるものがないかは考えていきたいところですね。

⑥特典をつける

NFTアートは特典を付けて売ることもできます。例えば、以下の様なものがあります。

  • コミュニティへの参加権利
  • 証明書
  • 二次創作の権利

有名ファッションブランドのNFTアートでは、特に「コミュニティへの参加権利」をセットにしている場合が非常に多いです。あなたがNFTアートの活動を続けていくなら、オンラインサロンを作り参加の権利をNFTアートに付与するといったことも可能です。

NFTアートを売るためにやるべきこと②:応援されるアーティストになる

NFTアートを売るためには、NFTアートだけではなく、あなたへのアーティストとしての評価も非常に重要です。特に日本のNFT市場はまだこれから成長していく段階なので、将来を見据えて「育っていきそう」なアーティストを支援する風潮が強いです。

応援されるアーティストになるために押さえておく点は以下の3つです。「過去」「現在」「未来」であなたのアーティストとしての活動を整理してみましょう。

  • 過去 → 内発的動機(テーマ)を明確にする
  • 現在 → 精力的に活動・発信する
  • 未来 → 今後のロードマップを明確にする

この点が上手くいっているのが、imotoさんの「CoolGirlNFT」です。こちらを例に解説します。

①(過去)内発的動機(テーマ)を明確にする

まず、なぜあなたがそのNFTアートを作ろうと思ったのかを明確にしましょう。少し難しい表現では「内発的動機」と言いますが、周りの状況に関係なく、あなたがそのNFTアートを作ろうと思った動機を意味します。

例えばあなたがNFTアートを購入する立場だとして「小遣い稼ぎで何となくやっている」アーティストの作品を購入したいでしょうか?恐らくそうはならないですよね。それよりは、内側に熱いものがあるアーティスト、応援したい想いがあるアーティストの作品を購入したいはずです。

「CoolGirlNFT」の場合、「我が道を行く」という明確なテーマが打ち出されています。imotoさんの人生観が反映されており、応援したい気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

note(ノート)
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この様に、人から見て「応援したくなるテーマがあるかどうか」を考えてNFTアート作りに取り組んでみてはいかがでしょうか。

②(現在)精力的に活動・発信する

あなたが現在もしっかりとNFTアートに取り組んでいるかどうかは非常に見られている点です。NFTコレクターは、あるNFTアートが気になった時には、まずTwitter等でアーティストの活動・発信状況を確認します。

NFTアートは気軽に参入できるため、お試し感覚でやる人も多いからです。NFTアートを出品した後、何もせず売れるのを待つだけの姿勢だと「やる気がない」アーティストだと思われてしまいます。

「CoolGirlNFT」のimotoさんも毎日の様にTwitterで発信しています。

アーティストの現状が分からないと、購入する側は非常に不安になりますので、継続的に発信を続けていきましょう。具体的な発信方法については、次の章で詳しく説明します。

③(未来)今後のロードマップを明確にする

今後のロードマップがあるかどうかも重要です。「このNFTコレクションでは~までに100個のアイテムを作ります」「そのために今後こういう取り組みを予定しています」といった今後のロードマップを明確にしましょう。

NFTアートを購入する人の多くの一番の関心事項は「購入したNFTアートが今後値上がりするのか」という点です。ロードマップが明確だと、購入する側も「これは将来値上がりが期待できるな」と判断することができます。

ですので、将来のロードマップは明確にしておきましょう。なお、作ったロードマップは絶対に変更してはいけないということは勿論ありません。トレンドや購入者の反応で見直すのは大いに結構です。重要なのは「ちゃんと先を見据えてやっているんだな」とコレクターに認知されることです。

NFTアートを売るために③:発信活動をする

作品とアーティスト活動を見直したら、発信活動に力を入れていきましょう。NFTアートは今や膨大な数出品されています。発信して認知されないことには、どれだけ優れたNFTアートでも購入してもらえないので、NFTアートの品質同様にとても需要です。

NFTアーティストとしての発信活動には、下記の様な方法があります。

  1.  Twitter
  2.  インフルエンサーと絡む
  3.  Giveaway
  4.  マーケッターとチームを組む

では、順番に見ていきましょう!

①Twitter

NFTアーティストとして発信するために最も重要なのはTwitterです。有名なNFTアーティストは日々Twitterde何かしらの発信を行っています。NFTアートの購入を考えている人は、まず最初にそのNFTアーティストのTwitterを確認します。その位TwitterはNFTアーティストにとって重要なものです。

「でもTwitterでどんなことを発信すれば良いの?」という場合は、あなたが気になるNFTアーティストの発信を参考にすると良いでしょう。製作状況や、最近気になるNFTアートについてツイートしている人が多い印象です。

日本のNFTアーティストを探したい場合は以下の記事を参考にしてみてください。

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②インフルエンサーと絡む

有名なインフルエンサーと絡むのも良いでしょう。インフルエンサーのコミュニティに入れれば、実際の活動を目の当たりにできたり、仲良くなれば、あなたのNFTアートを紹介してもらえたり、購入してもらえるチャンスがあります。

なお、日本のNFT関連のインフルエンサーは、Twitterをまとめているので、以下の記事を参考にしてみてください。

https://nftblg.com/twitteraccount/

③Giveaway

NFTでは「Giveaway」というNFTアートを譲る仕組みがあります。「え、タダであげちゃうの?」と思うかもしれませんが、「Giveaway」を探しているコレクターは多いので、Giveawayが認知してもらえるきっかけになります。

NFT業界ではまずは0→1を実現することが重要です。そのため、まずは「Giveaway」を使って走り出すのも良いでしょう。また、NFTアートを譲った人から生のフィードバックを受けるのも今後の活動の参考になります。

④マーケッターとチームを組む

正直な話、「NFTアートを作ること」と「NFTアートを売ること」ではが求められる能力が異なります。中には両方をこなすアーティストもいますが、仕事量が膨大になったり、好きでもない発信活動を続ける必要が生じたりします。

あなたがもしNFTを売る活動に余り興味が持てない場合、NFTのマーケッターやプロモーターと組むのも良いと思います。実際2022年現在では、そういったチームを組んでNFTの活動を進めていく形も一般的になりつつあります。

NFTマーケッターやプロモーターを探したい場合は、やはりTwitterが最も良いでしょう。過去の発信を見ながら、能力がある人なのか、信頼できる人なのかを見極めていきましょう。私もコンサルをしていますので、気になる人はお気軽にご連絡ください。

まとめ

まとめです。

  • NFTアートが売れない理由→自分目線で活動してしまっている可能性
  • NFTアートを売るために①:作品の見直し
    • オリジナリティを出す
    • 統一感を出す
    • 利用性を持たせる 
    • トレンドを押さえる
    • 話題性を狙う
    • 特典をつける
  • NFTアートを売るために②:応援されるアーティストになる
    • 過去 → 内発的動機(テーマ)を明確にする
    • 現在 → 精力的に活動・発信する
    • 未来 → 今後のロードマップを明確にする
  • NFTアートを売るために③:宣伝活動の実施
    •  Twitter
    •  インフルエンサーと絡む
    •  Giveback
    •  マーケッターとチームを組む

個別のコンサルを希望の方は僕までお気軽にご連絡ください。

では!

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