こんにちわ!ケイです。
この記事では、
と迷っている方に向け、判断のための情報を提供します。
いきなり結論ですが、あなたの目的に沿って、下を基準に方針を決めましょう!
- 今後NFTでがっつり稼働したい!稼ぎたい! → イーサリアム
- NFTをお試しでやってみたい、趣味でOK → ポリゴン
ただ、ちゃんとイーサリアムとポリゴンの両方をきちんと比較してから決めたいですよね。
この記事では、NFT全く初心者の方に向けて説明しますので、
安心してついてきてくださいね。
では、中身に入っていきましょう!
OpenSea イーサリアムとポリゴンのイメージ
まず、下記の図がイーサリアムとポリゴンのイメージです。
OpenSea島には、大きくイーサリアムエリアとポリゴンエリアがあります。
それぞれのエリアは、流通している通貨がイーサリアムかポリゴンかということで棲み分けされています。
また、それぞれのエリアは通行禁止になっており、住民もNFTも直接行き来することはできません。
イーサリアムとポリゴンの比較
それぞれの違いをまとめてみると、下の表の様になります。
イーサリアムエリア | ポリゴンエリア | |
ユーザー数 | 多い | 少ない |
ガス代(手数料) | かかる | かからない |
NFT作品量・取引量 | 多い | 少ない |
NFT取引価格傾向 | 高い | 安い |
オークション販売 | できる | できない |
処理速度 | 遅い | 早い |
円への直接交換 | できる | できない |
項目ごとに良し悪しがあり、一長一短であることが分かりますよね。
ただ、全体の傾向としては、あくまでイーサリアムエリアがメイン、ポリゴンエリアがサブの位置づけとなっています。
で、どっちが良いの?
どちらの方が良いのか、あなたの目的に従って考えてみましょう!
イーサリアムの方がユーザーも取引量・取引価格も高いです。
ですので、NFTを本格的にやっていきたいなら、イーサリアムが良いでしょう。
ただ、ポリゴンにもメリットはあります。
最大のメリットは、ガス代(手数料)がかからない、ということが上げられます。
と思われるかも知れませんが、ガス代はNFTを販売・購入する度にかかり、時期にもよりますが、1回の手数料で数千円~数万円かかります。
とりあえずNFTをやってみたい!という感覚の方は、手数料だけでこんなに取られたらやってられないですよね。笑
ですので、お試し感覚でNFTをやりたいなら、ポリゴンを使ってみましょう!
イーサリアムとポリゴンの2種類がある背景
では、OpenSeaにはそもそもなぜイーサリアムとポリゴンの2種類があるのでしょうか。
実は、元々OpenSeaにはイーサリアムしかありませんでした。
ただ、運営していく中でイーサリアムの問題が生じ、そこを解決するために生まれたのがポリゴンという背景があるのです。
イーサリアムの問題点
OpenSeaで元々使われていたイーサリアムは、NFTの流行により流通量が急激に増加しました。
そのため、
といった問題が生じる様になり、取引するユーザーの負担が徐々に増加していきました。
特に初心者の方だったら、1万円程度のNFTを出品する時に、いきなり数千円のガス代を取られてしまうのはびっくりしますよね。笑
そのため、イーサリアムを補完するためのソリューションが考えれる様になりました。
ポリゴンの誕生
これらの問題を解決するために生まれたプロジェクトがポリゴン(Polygon)です。
少し専門用語を使うと、ポリゴンはイーサリアムブロックチェーン向けのレイヤー2スケーリングソリューションです。
そのため、ガス代の削減・処理速度の高速化を実現できるのです。
なお、ポリゴンは元々はMATICという名称でしたが、2021年にリブランディングされ、ポリゴンとなりました。
そのため、現在でもティッカーシンボル(イーサリアムで言うところの「ETH」)は「MATIC」となっています。
「Polygon/MATIC」と併用して表記されることもあります。
この様に背景を知っておけば、なぜイーサリアムが主流なのか、そしてポリゴンのガス代が無料なのか理解できますね。
まとめ
NFTを出品する際に、イーサリアムかポリゴンで迷っている場合は、下記の方針で考えてみましょう。
- 今後NFTでがっつり稼働したい!稼ぎたい! → イーサリアム
- NFTをお試しでやってみたい、趣味でOK → ポリゴン
もっと深堀りして考えたい場合は、イーサリアムとポリゴンの比較を見て、
ご自身のやりたいことと照らし合わせて考えてみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!