こんにちわ!ケイです。
この記事では、以下の様な疑問にお答えします。
NFTアートを作ってみたいけど、そもそもNFTアートって何か分かっていないし、作り方も全然想像がつかない!
初心者の方に向けて分かりやすく丁寧に解説していきますので、ご安心ください。
この記事の内容
- そもそもNFTアートって何?
- 初心者だけどNFTアートを作れる?
- 初心者が作ったNFTアートは売れる?
- NFTアートの作り方
- NFTアートの売り
著者の経験
著者である僕は、NFT市場を1年以上チェックしており、NFTを始めとして、メタバース、Defi等のWeb3.0関連の情報発信をしています。IT業界で10年以上勤務してきた経験もあり、IT全般についての専門知識もあります。
では、中身に入っていきましょう!
そもそもNFTアートって何?
まずは、NFTアートとは何かをご説明します。結論、NFTアートとはブロックチェーン技術で唯一性を担保されたデジタルアートのことです。さらに噛み砕いて言えばNFTマーケットプレイスに出品されたデジタルデータがNFTアートです。順を追って説明します。
まず、NFTアート自体は単なるデジタルデータです。例えば、「.jpg」や「.png」の画像データです。この単なるデジタルデータを、NFTマーケットプレイスという「NFT作品の売買サイト」に出品することで単なるデジタルデータからNFTアートに変わる、という仕組みです。
NFTマーケットプレイスで最も有名なのは、OpeneSeaというサイトです。一度見てみるとイメージが湧くと思いますので、気になる人は覗いてみましょう。
では、NFTアートの有名な例をいくつかみていきましょう。
CryptoPunks
CryptoPunksは、NFTアートの火付け役とも言える、最も有名なNFTです。いまだに人気があり、2022年2月にも、史上最高額となる約27億円で売却されています。
BAYC
BAYC(Bored Ape Yacht Club)もCryptoPunksに並んで有名なNFTアートです。NFTの情報収集をしていると、この可愛くないサルの絵を見かけると思います。こちらも人気は健在で、2022年3月に約6,900万円でマドンナが購入しています。
TwitterCEOの初ツイート
以前、Twitter創業者の初ツイートが約3億円で落札され話題になりました。同札した人は「モナリザと同じ位価値がある」と述べており、NFTアートの定義が非常に幅広いことがよく分かる事例です。
初心者だけどNFTアートを作れる?
結論作れます。極論、どんなデジタルデータでもNFTマーケットプレイスに出品すれば、立派な「NFTアート」になります。出品可能なデジタルデータの種類は多様なものがあります。例えば、下記の様なものがあります。
- 絵、画像
- 写真
- 音楽
- 3Dデータ …
デジタルの絵を描いたことがなくても、日常で写真を撮ったこと位はあるのではないでしょうか。また、デジタルの絵が余り上手くなくても、上で紹介したCryptoPunksの様に、単なるドット絵が評価されることもあります。まずは気軽な気持ちでチャレンジしてみましょう!
初心者が作ったNFTアートは売れる?
作るには作ったとしても「本当に売れるのかな」という疑問が湧くかもしれませんが、初心者が作ったNFTアートでも売れます。例えば、小学生の自由研究が380万円で売れた事例もあります。
売れるかどうかのポイントは、NFTアート自体の良し悪しだけでなく、作品の背景であったり、NFTアートを作っている著者自体の評価です。NFTアートはマーケティングが非常に重要であり、逆に言えばマーケティングを頑張れば初心者のNFTアートでも売れる可能性が充分にあるということです。
NFTアートの作り方
では、NFTアートの具体的な作り方に入っていきます。上で述べた通りNFTアートの種類は様々ありますが、これから初めて作る人は、需要も大きい絵や写真がおすすめです。作り方は大きく2つの方法があります。
- 自分で作る
- 作ってもらう
NFTアートは自分で作ることも可能ですが、他の人に作ってもらうことも可能です。実際、2022年の現状では、NFTアーティスト+NFTマーケターのチームで動くスタイルが主流となってきています。自分で作るだけでなく依頼することも視野に入れておきましょう。では、順に見ていきましょう。
まずは、自分で作るパターンです。
自分で作る①ドット絵を描く
初心者の人が最も手を出しやすいのが、ドット絵を作ることです。上で紹介した26億円dで売れたCryptoPunksも単なるドット絵です。CryptoPunksや他のドット絵NFTアートを模写をすると効率的に勉強ができます。
ドット絵はアプリを使えば簡単に作れます。おすすめのアプリは以下の3つです。どれも良いアプリですので、使いやすさで選んでしまいましょう。
ドット絵作成 おすすめアプリ
自分で作る②写真を撮る
写真をNFTアートとして出品することも可能です。ただ、漫然と写真を撮るのではなく何かしらのテーマを決めて写真集を作成しましょう。参考に、有名な写真NFTアーティストをご紹介します。お二人共「日本」をテーマにしています。
まちゅぱらさん
春照らす pic.twitter.com/YWpoCmLp0Q
— まちゅばら │ machu.eth (@mpmb7) March 29, 2022
RKさん
この前のAdobeのやつ。
— RK (@RyosukeKosuge) December 16, 2020
よかったら見てください。https://t.co/WiMzqzVAvp
自分で作る③習字を書く
もし字が上手ければ、習字を画像化してコレクションにするのもアリです。日本語の漢字は海外でウケが良く、漢字をタトゥーにして入れている人もいる位です。これも写真と同様に、何かしらのテーマを決めてコレクションを作成すると良いでしょう。
次に、他の人に作ってもらうパターンです。ここでは、良いイラストレーターの探し方をご紹介します。
作ってもらう①ココナラで探す
イラストレーターを幅広く探したいならココナラが良いでしょう。副業としてイラストレーターをしている人も多いので、プロに頼むよりも安上がりで済む可能性があります。ただ、出品数がかなり多いので、イラストのテイストで絞って探していくのが良いでしょう。
作ってもらう②Pixivで探す
イラスト専門サイトなので、よりレベルの高いイラストレーターが見つかりやすいです。ほぼプロの様な人も多いので、クオリティにこだわりたい人はPixivで探しましょう。依頼交渉が必要ですが、依頼を待っているイラストレーターさんは多いので問題ありません。
作ってもらう③SNSで探す
より幅広く探したいなら、TwitterやInstagram等のSNSで探しましょう。イラストを描いている人なら何かしらSNSで情報発信しているものなので、ほぼ世界中のイラストレーターを探せます。
NFTアートの売り方
無事NFTアートが作れたなら、NFTアートを売りに出してみましょう。おすすめはユーザー数、取引量がNo.1のOpenSeaへの出品です。迷ったらまずはOpenseaに出品してみましょう。
なお、OpenSeaで出品するためには、事前に仮想通貨の準備、Metamask(Webウォレット)の準備が必要です。必要な手順は全てこちらの記事にまとめていますので、必要に応じてご覧ください。
まとめ
まとめです。
- NFTアートとはブロックチェーンで唯一無二の証明がされたデジタルデータのこと
- NFTアートは初心者でも作ることが可能、かつ売れるチャンスもある
- NFTアートを作る方法は、自分で作るか、作ってもらうかの大きく2つ
NFTアートの作成は思ったよりハードルが低いことがお分かりいただけたかと思います。少しでも興味があれば、ぜひチャレンジしてみましょう!