シーバスを狙う時、橋脚下などでどうしても正確なキャストを求められることがあると思います。
ピンポイントで狙う場合、オーバーヘッドキャストよりサイドキャストの方が有利です。
サイドキャストのポイントをご紹介します。
サイドキャストのコツ①:竿先から飛ぶことを意識する
サイドキャストの場合、(右利きの場合)自分の体からロッドの長さ分右側からルアーが飛んでいきます。
そのため、そのロッドの長さ分の調整をしないと着水ポイントが右側にずれてしまうことになります。
自分の体から真っ直ぐ飛んでいかずに、右側から飛んでいくという正しいルートをイメージしましょう。
サイドキャストのコツ②:ルアーが飛ぶコースをイメージする
大きい橋脚の場合、落としたいポイントまで距離がある場合があります。
そのような時は特に、ルアーが飛んでいくコースをイメージするようにしましょう。
一概にコースと言っても、
- 直線上に飛ばすのか
- 上気味にふわっと飛ばすのか
- 風を利用して左右に流すのか
など、色々なコースが想定できます。
きちんと飛んでいくルートをイメージして投げるようにしましょう。
サイドキャストのコツ③:ロッドのしなりを活用する
サイドキャストになった途端、「手投げ」になってしまう人がいます。
サイドキャストこそ、ロッドのしなりを最大限に活かしてください。
ポイントは、投げるのではなく、引く時に鋭く引いてロッドのしなりを最大限生み出すことです。
まずはロッドのしなりを生むための「引く」練習をしてもいいかもしれません。
きちんと引けるとロッドにルアーの重さが乗る感覚がつかめるようになります。
サイドキャストのコツ④:投げたあと左手で止める
ロッドのしなりを活かして飛ばした後、左手でピッと止める意識を持ってください。
左手で止めないと、ティップが歯止めなく戻ってしまい、正確なキャストをすることができません。
投げた後に左手でぐっと止めると、ルアーが止めた地点から発射されたような感覚が得られるはずです。
サイドキャストのコツ ⑤:重すぎないルアーで練習する
練習の時は、重すぎないルアーで練習してください。
鉄板バイブやジグヘッドだと、ロッドのしなりが強すぎたり、失敗した時に思わぬ方向へ飛んでしまうリスクが高まります。
おすすめはサイレントアサシンやスイッチヒッターなどのシンペンです。
個人的には10g〜15gのルアーが練習しやすかったです。
また、いくら練習とはいえキャスト後に巻いてくる時に食ってくれる可能性が0%に近いと練習のモチベーションが下がります笑。
なので、「もしかしたら練習中に食ってくる可能性があるかも」という可能性も含めて、サイレントアサシンやスイッチヒッターあたりがおすすめです。
さいごに
サイドキャストを覚えれば、東京湾奥のストラクチャーが一気に狙いやすくなります。
まずはデイゲームで大きな橋脚下やオープンエリアで練習してみましょう。