頑張っても頑張っても職場で著しい評価を得られない、せいぜい中の上といった評価が多い方に向けて、効率的に評価を得る=賞与を上げる方法をお伝えします。
ズバリ、上司に今その職場で「必要とされているが人材が不足しているスキルセットを確認しそのスキルをさっさと身につけてしまうこと」です。
「そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、上司に直接確認するという手順を本当にやったことある人は余りいないのでは無いでしょうか。実は、これはかなりコスパが良いアクションなのです。
上司が欲しがっているスキルセットを確認しよう
多くの企業では賞与の決定に辺り、相対評価を軸にして額が採用されることが多いかと思います。
それは、上限の決まっている会社全体の賞与の塊を分配するという流れに於いて当然の帰結です。
となると、上司があなたを評価する基準は、勿論あなたの同僚との比較になる訳です。
その中で、同僚より高い評価を効率的に得るにはどうすれば良いか?
答えは、上司に今欲しい人材のスキルセットを確認してしまい、そのスキルセットを高速で身に付けることです。
例えばコンサル業界の場合、あなたのいるチームは往々にして特定の技術、業界のスペシャリストが集まっているはずです。
言い換えれば、均一的なのです。そのため、あなたのチームのスキルのアウトプットの評価は非常に細かくなりがちで、あなたと同僚の成果の質がかなり厳密に評価されてしまうのです。
職場内のブルーオーシャンを目指そう
そのようなレッドオーシャンから抜け出すために、スキルの軸をずらしてしまうのです。
「ニッチを狙うために人気の無いスキルを身に付ける」訳ではありません。
身につけて有用なスキルの内、さらに潮流を踏まえたそのスキルの中の要素に着目します。
クラウドを身につけるではなく、クラウドの中でAWSなのかAzureなのかGoogle Cloudなのか、さらにAWSの場合キャパプラなのかセキュリティなのかサーバレスなのか、上司からチームのオファリングのスキルの中で解像度を上げたレベルでの実際に人が不足しているスキルについての最新情報を確認します。
最もチームのメンバ全体を俯瞰してチームのスキルマップが頭に入っており、その分野での先見性を持っているのはあなたの上司です。
なので、そこは頭を使わずに、至極単純に上司に聞いてしまえば良いのです。「どこのポジションが空いてますか?」と。
上司も喜んで答えてくれるでしょう。
希少性を身に付けると輝ける
ここで聞き出したスキルを積極的に学んで身に付けると、面白いくらい上司が喜んでくれます。
そして、恐らくチームで勉強会を実施してくれという流れになるでしょう。そうすればしめたものです。
あなたが60/100しか勉強していなくても回りは0/100です。
先行者利益により、認知を一気に得られ、かつその領域では最も権威があるため、上司が横並びで評価する際に、あなたを希少価値のある人材と認識してしまうため、どうしても平均点以上の評価しかあげづらくなるのです。
【まとめ】戦略的に評価を獲得しよう!
闇雲に資格勉強に走るのは逃げです。
本当に頭の使える人は資格勉強に走りません。まずは上記をやってみて下さい。
非常に単純ですが、簡単に評価が上がり、かつ、チーム内で安定的に地位を築くことが得意になるでしょう。