この記事では、下記のような疑問をお持ちの疑問を解消していきます。

今回は、IT業界への転職に資格は必要か?という点について回答して行きたいと思います!
他業界からIT業界に転職するに辺り、「資格を取ってから転職しよう」と考える方が割といらっしゃいますよね。
確かに資格があれば、履歴書や面接でアピールが出来そうですし、そう考えるのは自然だと思います。
ただ、IT業界への転職のための資格取得は不要!というのが私の結論です。
今回は、10年間以上IT業界に身を置いている自分の立場から、何故IT業界への転職のための資格が不要かを説明させて頂きます。
なお、IT業界といっても幅が広いので、
- プログラマー以外の人
- プログラマーの人
に大きく分けて、それぞれで資格が不要な理由を述べたいと思います!
(プログラマー以外の人)面接で見ているのはコミュニケーション力
IT業界というと、ずっとパソコンとにらめっこしながら、カタカタとプログラミングをしているイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
実は、IT業界といえども多くの仕事は、顧客への作りたいシステムのヒアリングや、作りたいシステムの設計、また、システムを作るための計画の策定や管理が稼働の大部分を占めます。
かなりざっくりですが、あるシステムを作るとなった時に、そのシステムの構築に関わる全ての人の稼働を合算して、トータルから割合で見てみると、ピュアにコーディングしている作業は、恐らく全体の2割位になるのではないでしょうか。
ですので、実はIT業界といえども、一番重要なのはコミュニケーション力だったりするのです。
基本的に密なチーム作業ですからね。
重要なのは、顧客としっかり相対し、コミュニケーションを取り、顧客の中でも明確になっていないシステムへの要望を、プロフェッショナルとして具現化し、そのためにチームと連携しリードする能力だったりするのです。
そのため、面接の場でも一番重要視されるのはコミュニケーション力です。
ITの知識がいくら凄くても、お客さんとしっかりコミュニケーションを取って仕事を進められなければ何の価値も出せませんからね。
たまに、面接をいかに自分が凄いのかを延々と語る場と勘違いしている人もいますが、面接官から見ると、「あ、この人はお客さんの前に出しても同じことするな」としか思われません。
スキルや技術が重要視されると思われがちなIT業界ですが、まずはコミュニケーション力をしっかりとアピールしましょう。
プログラマーとして転職するならポートフォリオが重要
いやいや、自分はプログラマーとして働きたいんだ、といった場合に重要になるのは、やはり資格ではなくて、ポートフォリオです。
ポートフォリオとはこれまでにご自身がプログラミングで作った作品(サービス)メニューです。
Webデザイナーなら、例えばこれまでにデザインした画面やWebサイト、プログラマーならアプリ等です。
会社側からしたら、ポートフォリオを見れば、その人がどのプログラミング言語にどれ位のスキルがあるのかが一目瞭然になるからです。
裏を返せば、ポートフォリオに説得力があれば、特に面接で他の点をアピールする必要は余りないがプログラマーの面接の特徴です。
プログラミングスキルというのは特に実践経験が問われますので、独学で勉強しているだけの人は、クラウドソーシングサービス等で副業でも良いので実案件をこなしていくことが重要です。
また、プログラミング能力は実践の場経験が重要なので、逆に検定資格を沢山持っていても、評価される可能性は少ないでしょう。
資格の量は仕事の能力と必ずしも比例しない
また、そもそもIT業界に限らない話ですが、どのような資格を持っているかは、仕事の能力に直結する話ではないのです。
私個人のこれまでの経験としても、有名な資格を沢山持っている人に沢山会って来ました。
ただ、資格を沢山持っている人に限って、単なる自己啓発オタクとか、実勉強のための勉強をになっていて実務だとパッとしない…という人が多かった気がします。
資格一つ取るためには、目指す資格にも依りますが、履歴書に書けるレベルのものだと大体最低でも200時間程必要なもの多いのではないでしょうか。
確かに、資格はその分野について体系的に学べるという意味では非常に有用なものだと思います。
ただ、IT業界への転職を目的とする場合、履歴書のアピールのために200時間もの時間を使うことは、ちょっとコストパフォーマンスが悪いのではないかと思ってしまうのです。
200時間あれば、今の仕事に直結する中身のある本を4,50冊読めますし、プログラミングでもポートフォリオを作るのに充分な時間です。
正直、そちらの方に時間を使った方が圧倒的に合格率を高めるのではないか、と思うのです。
IT業界を目指す未経験者が一つ資格を選ぶなら「基本情報技術者試験」一択
ただ、転職を目的とした資格の取得は不要(コスパが悪い)と言いましたが、そういった転職のテクニック的な話ではなく、IT業界に必要な知識をピュアに学びたいんだ、という話ならば、資格勉強は大いに推奨します。
では、ITに全く知見が無い人に、一つだけ勉強するならどの資格か?ともし聞かれたなら、間違いなく「基本情報技術者試験」一択とお答えします。
この資格は、IT業界で必要にある基礎知識が幅広く得られ、最初はテキストの分厚さにうっとなってしまうのですが、IT業界のどの分野で働くにしても間違いなく役に立つ資格だと思います。
毎年4月と10月にIPAという団体が開催しているので、知識の習得目的であれば、是非勉強してみることをおすすめします。
最後に
IT業界への転職に辺り、やはり必要なのは、資格よりもコミュニケーション力やポートフォリオだと思います。
IT業界に限らずですが、資格の量は必ずしもその人の実務能力を正確に反映しないので、面接でもそこまで重視されない、というのが私感想です。
また、転職は、やはり若い方が有利なので、資格の勉強のために数年遅らせるよりも、まずはエージェト等に話を聞きに行き、さっさと数社受けてみることをおすすめします。
実際に何社か受けてみると、あ、資格って全然見られないんだな、というのが実感として分かると思います。
ですので、IT業界への転職にあたって資格が必須だと考えている方は、一度資格が本当に必要か、何故自分は資格を必要だと思っているかについて、一度見直してみると良いと思います!



