皆さんは、務めている会社が「自分に合っているか合っていないか」を考えたことはありますでしょうか?
よくある会社選びの軸に、給料や業務内容、他には安定性や知名度、といった点が挙げられますが、意外と重要なのが「会社の文化が自分に合っているか?」という観点です。
「文化」というのは、そこで務めている社員のキャラクターであったり、コミュニケーションの取り方であったり、かなり複合的な要素が絡み合っているものなので一言では言いづらいのですが、簡単に言えば「空気」といったところになります。
こればっかりは入社してしばらく経ってみないと分からないのですが、この「空気」が自分に合っているかというのは、見落としがちですが、意外と重要な話なのです。
自分の場合、新卒で入社した会社を辞めた理由がこれでした。最初の会社は、いわゆる安定しており、そこまで致命的なマイナス面もなく、世間ではどちらかというと優良企業として認識されている会社でした。
ただ、入社時初日から感じていた「何か合わないな?」という感覚が、結局ずっと抜けきれず、何と最終日までその違和感を感じ続けることになったのです。
これは会社と自分のどちらが悪いという話ではなく、単純に相性が悪かった、という話です。どちらが悪い、ならば話が簡単なのですが、そうではないため、中々気付きにくいのが難しいポイントです。
今回は、そんな「合わないかも」と感じた時に、自覚的に確認出来るポイントをご用意しました。
このチェックポイントで考えてみて、どれも当てはまる様なら、一度「会社の文化」も視野に入れて、他の会社を見てみることをおすすめいたします!
それは無いでしょという人が昇進した
一番気付きやすいのは、「え?あの人が昇進?」という人が昇進した場合です。
会社側が昇進させるということは、即ちその人を会社として評価しており、それが「正解」ということになります。
自分の場合は前職では正にこの事がきっかけになり、転職活動を始めました。
「いやいや、あの人が昇進する様な会社にいても何の成長もしない」と考えて転職しましたが、振り返ってもその判断は正しかったと思います。
体調を崩しやすくなった
身体のセンサーというのは恐ろしい程高性能なもので、頭では気付かない問題も、実はキャッチしている場合が多々あります。
会社の文化とマッチしていないと、「何だか体調崩しやすいな?」というタイミングが増えます。
これは、残業とかが余り多くなくて、何なら睡眠時間を取れている時にでも起こりうる場合があります。
何となく対象を崩しやすくなった、けど特に思い当たる節も無い、という場合は、一度「会社の文化」とマッチしていない点を疑った方が良いかもしれません。
会社の飲み会が死ぬ程つまらない
また、会社の飲み会が死ぬほどつまらないのも要注意です。
本来、会社といえども飲み会ならある程度リフレッシュ出来るものですが、自分の場合、自社の飲み会がつまらなくてつまらなくて仕方がなかったのです。
どちらかというとお客さんとの飲み会はそこまで嫌いではなく、楽しいこともあったのですが、自社の飲み会だけは一度も楽しいと思ったことが無かったです…
悪い人は殆どいなかっただけに、これは完全に「相性」の問題だと思いますね。
最後に
「相性」というのは言語化しづらく、見落としがちではあるのですが、もし何となく楽しくない、元気が出ない、といった思いがある人は、一度チェックポイントに従って確認してみては如何でしょうか。
男女の付き合いもそうですが、相手が悪いことをしたらすぐに分かれられるのですが、相性が合わない、というのは中々バッサリと分かれられないものなんですよね笑。
ただ、自分の経験から言って、初日に抱えた違和感は退社日まで消えることがなかったので、意外と会社選びに於いて、一番重要な判断軸の一つなのではないか、と今でも考えています。
皆様のよりよい会社・仕事選びのご参考になれば嬉しいです!