【書評】『ブチ抜く力』【与沢翼】

与沢翼さんの『プチ抜く力』を読んでみました!

与沢さんは、個性的な外見もあり、TVに出ていた頃はかなりの色モノとして扱われていたという記憶の方も多いかも知れません。

ただ実際のところ、与沢さんはかなり若い頃からアパルで起業して稼いだ経験を持っていたり、実は圧倒的な努力をしているマトモな経営者です。

また、「色モノ」というのも、実は与沢さんの演出戦略だったことが分かります。

また、他の経営者と違うのは、やはりお金を稼ぐことに対しての嗅覚が凄まじく、仮想通貨の様なブームにしっかりと乗り儲けられている点ですね。

今後は自分も副業で一刻も早く成果を出さないといけない状況なので、少しでも参考になる部分がないかと思い、こちらの書籍を読んでみました。

起業家の方の本は他にも大量に読んでいますが、今回は、与沢さんならではの結果を出す方法の中から、特に参考になった点をまとめてみました!

では中身に移っていきましょう!

3週間徹底的に一つの事に魂を売り結果を出す

最も参考になったのは、3週間徹底的に一つの事に魂を売り結果を出すという点です。

与沢さんは、これだと決めると、一切他のことには触らずに、ひたすらその一つのことだけに徹底的に集中するそうです。

普通は、1ヶ月でこの位、3ヶ月でこの位、とある程度現実的なスケジュールで進めがちです。

また、仕事はこれ、副業はこれ、プライベートはこれ、と色々なテーマに手を出してしまいがちですよね。

ただ、与沢さんが言うには、短期集中で1つのことに集中し、その1つのことに毎日成果が少しでも積み上がる方が、モチベーションが保ちやすいと言います。

特に印象に残ったのが、与沢さんは仮想通貨の勉強を始めた時、一日19時間勉強していたというエピソードです。

一日19時間勉強するためには、睡眠は3,4時間のみで、生きるための最低限の食事等をするだけになりますね…

孫正義さんも、アメリカの大学に留学中の頃は、勉強をし過ぎて食事中も読書をしており、食べているご飯を両目で見れなかったと言います。

やはり結果を出す人は集中力が段違いですね。

目次

斜め上の結果を出す

与沢さんの「秒で稼ぐ」といったキャッチフレーズを覚えている方も多いのではないでしょうか?

実は、本人も敢えて意識しているようで、この本ではそれを斜め上の結果を出す、と表現しています。

斜め上の結果とは?

皆の印象に残る様な、その人の「タグ」となるような結果です。

例として挙げているのは、六本木の4億円の超高級マンションを内見しに行った時に、2秒で即決購入したという事例です。

もちろん気に入ったというのもある様ですが、あえてこのような斜め上の結果を残すことにより、「2秒で4億円のマンションを買った男」と認識され、知名度やプレゼンスがあがり、結局良い投資になったということです。

この様に斜め上の結果を出し、タグ付けを増やす、つまり特徴となる成果を増やすことによって、ただの不動産購入を知名度の向上に繋げることが出来る訳です。

かなりの戦略家ですね!

数年に1回のチャンスに備える

また、投資でもなんでも、常にチャンスが来たら飛びつけるように準備しておけ、という点も説いています。

また、本当に良いチャンスは数年に1回だ、とも言っています。

普通の人ですと、数年に1回のチャンスのために、日々備えておく、というのは中々難しいかも知れません。

一方、そのような、普通の人が取り逃してしまうチャンスを確実に取ることによって、一気に大きく稼いだりすることが出来るということです。

例えば、3月末にコロナで株式の世界的な暴落がありましたが、結局、あのタイミングが底だったという見方が最近強くなって来ました。

つまり、投資で言えば、あのようなタイミングで投資するために、普段から相場観を鍛えておいたり、投資するだけの資金を用意しておくことが重要だということですね。

最後に

この本を読んで改めて思ったのは、与沢翼さんが成功したのは、行動・挑戦の量と、一つの物事に徹底して集中する力がポイントなんだな、と改めて思いました。

自分の場合は、ついあれもこれもとなりがちなので、改めて、一つのことに徹底して集中することを意識してみようと思いました!

ご参考になれば幸いです!

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