この記事を読んでいる方の中には、給料が上がったり、副業で成果が出たりと、徐々に収入が増えていっている人もいらっしゃるのではないでしょうか？
サラリーマンをやっていれば、徐々にでも給与が上がったり、副業をやっていれば売上が増えていったりで、少しずつ手元に残るお金が増えていくかと思います。
ただ、手元に残るお金が増えて来た時こそ、今後お金持ちになる人とそうでない人が明確に分かれて来ます！
特にサラリーマンの場合、基本的には収入が爆増することは無いと思いますので、徐々に増えてきた給料をいかに貯めるか、が重要なポイントとなって来ます。
そして、その貯められるか貯められないかを分ける最も大きな点が、「お金に対する価値観」となります。
今回の記事では、お金持ちになれるサラリーマンととなれないサラリーマンのそのたった1つの違いをご紹介します！
【結論】「お金の参照点」を変えないこと
結論から言ってしまうと、お金持ちになれるサラリーマンの特徴は「お金の参照点」を変えないことです。
では、「お金の参照点」とは何でしょうか？
「お金の参照点」とは、簡単に言うと「お金の価値基準」です。
例えば、小学生の時に「1万円」を貰うと、もう何でも出来る様になりませんでしたか？
お菓子を買って、おもちゃを買ってと、とんでもなく多くのものを手に入れられる気がしませんでしたか？
あるいは、大きな金額過ぎて、自分で持っているのが怖かったかもしれません。
一方、大人になった今の状態での「1万円」はどうでしょうか。
確かに大きな金額ではありますが、ちょっとお出かけするとすぐに無くなってしまう金額でもありますよね。
持っているのは同じ「1万円」ですが、あなたの「お金の価値基準」が違うだけで、全く違う金額に思えてしまうのではないでしょうか。
気が付かない内にお金の参照点が「上がってしまう」
先程の例は、小学生と大人だったので分かりやすいですが、これが経済状態が少し違うだけのあなた同士の比較だったらどうでしょう？
新入社員の頃のあなたの「1万円」と、今のあなたの「1万円」の価値は、徐々に、気付かない内に変わってしまっているはずです。
僕も社会人になった時は、最初は遊びに消えていくお金の早さに驚きましたが、すぐに悪い意味で慣れてしまいました笑。
この様に、多くの方は時間と共にお金の価値感が変遷していっているはずです。
特に、自分が少しお金を持てる様になると、同じ「1万円」への見方が気が付かない内に変わり、「1万円」を使って交換出来る価値が徐々に小さくなってしまう、これが落とし穴です。
これまでは「1万円」で満足出来ていたものも、徐々にもっと高額の商品じゃ無いと満足出来なくなってしまう、そういったループに入ってしまうと、入ってくるお金がいくら増えても貯まるお金が増えず、お金持ちへの道が閉ざされてしまいます。
これがお金持ちになれるサラリーマンととなれないサラリーマンのたった1つの、ただし重要な違いなんです。
払った金額と幸福度の大きさを見直し続ける
では、どうすれば良いのでしょうか？
この様な落とし穴に陥らない様になるには、払った金額と幸福度の大きさを見直し続けることが重要です。
自分の例で恐縮ですが、自分の場合は「歯磨き粉」のケースが当てはまります笑。
自分は元々、歯磨き粉は何でも良いタイプで、薬局に売っている数百円の歯磨き粉を何も考えずに買って使っていました。
ただ、社会人になって健康に気遣うようになる内に、歯磨き粉にこだわり始めたんですね。
数百円の歯磨き粉から、800円の歯磨き粉、1,000円の歯磨き粉、2,500円の歯磨き粉、とどんどん高いものに手を出す様になってしまいました。
勿論健康のためなので、そこまで悪く無い出費だとは思います。
ただ、問題は、気が付かない内に2,500円の歯磨き粉を買ってもそこまで満足感を得られない様になっていたことなんです。
最初に2,500円の歯磨き粉を買った時は、「うおー！パッケージ高級感ある！味も不自然な感じがしない！流石オーガニック！」とテンションがぶち上がっていたのですが、気が付けばただの定期購入品の1つになってしまっていました笑。
最近やっとこの事実に気付き、リハビリとして数百円の歯磨き粉を買う様にしています笑。
是非皆さんも、払った金額と幸福度(満足度)の大きさを見直し続ける習慣を持ってみてください。
あなたの「1万円」のパワーを最大限活かしてあげましょう！
【まとめ】ブレない基準を持とう
今回のお話は「ケチ」になろうという話では全くありません。
お金を持つ様になって、これまで欲しかったものを買うことや、夢だったサービスを受けることは大大大賛成です！
人生楽しまなければ意味がありませんからね。
ただ、世の中には、上を見ればいくらでも高いサービスや製品がありますし、企業のマーケティングも非常に上手く、それなりの資産を持つ様になると、それに合わせた魅力的な製品やサービスが目に入って来やすくなります。
そんな中でも、常に「自分は何にお金を使ったら幸福なのか？」「どの位使えばどれ位幸せになるのか？」を常に意識し続け、どんな金額でも、価値のあるお金の使い方をし続けて欲しいと思います。
少しでも参考になれば幸いです！
