【読書】『1440分の使い方』を読んでみました【生産性】

最近、週末をプログラミングや読書充てているのですが、時間の投資対効果が余り高くないと実感しており、何とか出来ないか、と悩んでおりました。

今回は、そんな時間の使い方を改善するべく、時間の使い方についての本『1440分の使い方』を読んでみました!

時間術の本は定期的に読み返したくなるのですが、その時その時の自分の置かれている状況によって、得られる知見が異なるので、面白いですね。

今回は、中でもこの本だから学べた思える時間の使い方について、ポイントを共有したいと思います!

タスクはtodoではなくスケジュールで管理する

目から鱗だったのは、タスクはtodoで管理せずにスケジュールで管理すべし、という点です。

タスクをtodoで管理すると、結局着手のしやすいタスクばかりやってしまい、本当はやるべきだが、手間がかかるタスクはずっと残り続けてしまう、といった問題点が示されています。

確かに、自分も、やるべきだが、中々手が付けられていないタスクがどんどん積み重なっていってしまいがちです…

タスクをtodo管理からスケジュール管理にすれば、その時間が来れば必ず着手する様になります。

そのため、やるべきだけど後回しにされがちなタスクを、確実に進めることが出来るようになります。


また、タスクのtodo管理を推奨しない理由として、そもそもtodoというのは永遠に完了しない、といった事実があります。

todoというのはやってもやっても終わることがなく、いつまでも焦燥感を持って対応に追われて続けることになってしまう

この様な状態に陥っている方も多いのではないでしょうか。

常に何かに追われている…というのはまさにtodo管理の弊害ですね。

まとめると、todo管理からスケジュール管理に移行するにより、下記のメリットが得られるようになります。

スケジュール管理のメリット
  • スケジュール通りに何も考えずに目の前のことに集中すれば良くなり効率が上がる
  • その時間になれば始めるので未消化のタスクが無くなる
  • 重要度は高いが後回しにしがちなタスクを確実にこなせる

そして、タスクのスケジュール管理を始める時のポイントが、

タスク管理を始めた時には、1日のスケジュールは前の日の夜に作成してしまう


ということです。

何故なら、朝起きて何をするか迷っている間に、貴重な朝の時間を使い切ってしまうリスクがあるからです。

前日の夜にスケジュールを作っておくことによって、朝から最速でスタートダッシュをかけられるようになります!

目次

週8時間の時間を作り出す3つの質問

多くの人は「時間がもっとあったら…」と常に考えてしまいますよね。

では、時間の使い方の改善によって1週間に追加で8時間追加で貰えると言われたらめちゃくちゃ嬉しくないですか?

僕はめちゃくちゃ嬉しいです!

では、どんなに忙しい人でも、週に8時間もの時間を生み出すためにはどうすれば良いのでしょうか?

この本では、週に8時間生み出すための3つの問いかけが用意されています。

この3つの問いかけを今の自分にしてみることで、現在の時間の使い方を見直すことができ、週に8時間、場合によってはそれ以上の時間を生み出すことが可能になります。

では、順番に見ていきましょう!

①タスクをやめるための問いかけ

まずは、これまで何となくでやっていたタスクをやめられないか考えてみましょう。

これまで何となくやっていたけれど、特に楽しくもなければ、何かを生み出してもいないタスクはありませんか?

例えば、何となく暇つぶしにコンビニに寄る習慣だったり、ダラダラとネットニュースを見る、といった習慣です。

そんな無駄なタスクを洗い出すために、やるべきかどうか迷うタスクについて、下記の問いかけをしてみましょう!

「このタスクをやめるとどんな困りごとが発生するのか?」

この質問を問いかけることにより、今まで惰性で続けていたタスクを止めることが出来る様になります。

「あれ、これを止めても特に困りごとが発生しないぞ?」となったらチャンスです。

何となくやっているけれど、続けるべきなのか分からないタスクは、是非この問いかけしてみましょう!

②タスクを人に頼めないか考える問いかけ

次は、今やっているタスクを他の人に頼めないか考えることです。

この本では、年収2,000万円のプログラマーが、実は中国にプログラミングを500万円で委託していた事例が紹介されています。

会社から年間2,000万円で仕事を受け(給料を貰い)、実はそのまま中国のプログラマーに横流しして、ほぼ働かずに1,500万円を手にしていたというのです!

勿論この場合は雇用契約上NGですが、自分の時間を増やすという意味で非常に参考になる事例ですよね。

例えば家事を外注サービスに頼むとか、デザインが必要だったら得意な友人に頼む等、何かしら外注できないかの観点で仕事を見直すことが重要だと説いています。

考える場合には、何となく人に頼めないかを考えるより、

「週のタスクの15%を外注出来ないか?」

と自分に問いかけてみることで、より踏み込んで人に頼むべきタスクが見えてくる可能性があります。

また、クラウドソーシングサイトを使えば今なら身の回りの人だけでなく広く依頼先を探せるので、応募をかけてみるのも良いかもしれませんね!

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③タスクの効率化を考える時の問いかけ

やめるれないか、人に頼めないかを考えた上で、それでも残ったタスクについては効率化を考えましょう。

ただ、漠然と何か効率化出来ないか、と考えていても案外何も浮かびませんよね。

そこで、効率化したいタスクについて、下記の問いかけをしてみてください。

「このタスクを半分の時間しかないとしたら、どのように取り組むのか?」

こう問いかけることにより、目の前のタスクへの取り組み方の改善や、そもそものやり方の見直しが可能になります。

最後に

これまでも時間術の本は何冊か読んできましたが、『1440分の使い方』は、時間を有効活用する方法について、かなり網羅的にまとまっており、即実践出来る内容が多い様に感じました。

時間術系の本を何か買おうと思っている方が、まずはこれが1冊あれば、一般的な時間術の本に書いてある内容は、ざっと抑えられるようになると思います。

興味のある方は是非一読ください!

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