今回は、転職にあたっての重要な話です。
それは、「転職は早ければ早い程良い」ということです。
自分は30代になってから初めての転職をしましたが、自分の経験から言っても転職は早ければ早い程良いと断言できます。
「いやいや、最近転職市場も変わって来ていて、40代の転職も普通になってきてますよ」という意見もあるかと思います。
ただ、それはあくまで「転職できる」という話であって、「転職した後に活躍できるか、楽しく働けるか」といった視点が抜けています。
自分は遅めの転職をして中々な苦労を経験したので、過去の自分に言うなら「もっとさっさと転職しろ」と言いたい気持ちだからです。
では、何故それだけ早めの転職をオススメするかについて、3つの理由をご説明します。
①早めの転職は伸び代を考慮してもらえる
まず、早め、若い内の転職は「伸び代」を見てもらえるという点です。
よく考えばこれって不思議ですよね。
「何も実績が無いのに」面接の受け答えだけから、プラスアルファを勝手に想像してボーナス得点を付け加えてもらえるということですから。
このボーナス得点で評価してもらえて転職できるのは、正に若い内の特権です。
このボーナス得点を使えば、年収UPを伴いながらの転職もよりやりやすくなります。
目安としては、20代の内に転職すればこの恩恵は間違いなく受けられると思います。
もし今20代の人がこの記事を読んでいて、「ずっとこの会社で働き続ける気は無いな…」と考えているなら、なるべく早く動き出すことを強くオススメします。
②早めの転職は入社後のフォローが手厚い
また、早い内に転職した方が、入社後のフォローは間違いなく手厚いです。
30代半ばにもなると、ある程度実績を積んでいる前提なので、手解き無しに、いきなりハイパフォーマンスが求められます。
そして、若手と違い手取り足取り教えてもらえることもなく、見様見真似でついていきながら、かつ結果を残す必要が出て来ます。
転職は、転職活動で内定を貰うこと自体はあくまで始まりに過ぎません。
重要なのは、転職後の仕事でいかに充実して楽しく働けるかです。
そのため、入社後のことも考えると、手厚いフォローも付いてくるため、早い内に転職しておくことはとても重要です。
③転職活動は思ったより時間がかかる
また、転職活動を0から始めると、思ったより時間がかかります。
そもそも何からやれば良いの？から始まり、受けたい会社の選定、経歴書の準備、転職エージェントを使うなら転職エージェントとの面談等…
しかも、恐らく多くの人は普段の仕事で忙しい中での転職活動になると思います。
そんな中、時間を捻出して転職活動を進めないといけません。
また、転職活動ではモチベーションもかなり必要になって来ます。
普段の仕事で忙殺されていると、気が付いたら転職活動がおざなりになって放置していた…といった期間も生じてしまうこともあると思います。(自分も転職活動開始後、仕事が忙しく半年程空白期間が生じてしまいました…)
0から転職活動するなら、短くて3ヶ月、長くて1年程の期間はかかるものとして、考えておいた方が良いです。
そのため、動き出しはなるべく早くするに越したことはありません。
転職活動ゼロからのスタートだけど、何すれば良い？
「そもそも転職活動とか全くしたことないけど何からすれば良いの？」という人も多いかと思います。
自己分析、経歴書の準備等色々ありますが、振り返って思うのは、まずはマイナビやリクナビ等の転職サイトへの登録がオススメです。
転職について何も知らないところからスタートとなると、まず必要なのは「転職市場の相場感」を作ることです。
登録してプロフィールを設定すると、自分に合った転職案件の連絡が来る様になり、また、自分で興味のある業界の転職案件を調査できるようになります。
まずは、案件を大量に見て、「今の転職市場にはどういった案件があって、中でも今の自分はこの辺りの会社、仕事に転職できそうなんだな」といった市場感を掴むことが重要です。
最初はそもそもどんな会社に転職したいか自分で分かっていない…という状況だと思いますが、案件を見て行く中で、具体的なイメージが徐々に決まって来ると思います。
そこからは、興味のある会社やエージェントと連絡を取り、より詳細な話を聞いていけば良いと思います。
最後に
自分は転職まで中々腰が重かったタイプなのですが、振り返ってみても、「早い内の転職が絶対有利」と強く言えます。
今転職しようか迷っている方がいましたら、すぐにでも動き出すことをオススメします。
まず外の会社を見ていくことで、徐々に自分の行きたい業界や会社も見えてくると思います。
皆様の転職の成功を祈って！
