【インデックス投資を始めるならまずこの1冊!】「投資の大原則」を読んでみた【読書】

昨今、3月のコロナ暴落時からかなり株価が戻って来たとはいえ、第二波のリスクもあり、余談を許さない状況です。

今回の暴落を経て感じたのは、改めて、今後市場がどうなるかは誰にも予測が出来ないし、もし多少なりとも精度の高い見通しを持とうと思ったら、かなりの時間を投入する必要があるということです。

ですので、自分の様にサラリーマンをやりながら投資をするとなると、どうしてもインデックス投資を軸に続けるしかないという結論になります。

今回は、インデックス投資をこれから始める人にピッタリの、まずこれを読んでおけ!的な1冊、「投資の大原則」をご紹介します!

「投資の大原則」はこんな本!

どんな本?

超有名な著者二人が、「長期のインデックス投資」をおすすめしている本

読むとどんなメリットがある?

  • 長期のインデックス投資が株式投資の手法の中で最も勝率が高いことが納得出来る
  • 株式投資において重要な原則について、短い時間で理解が出来
  • 正直これさえ読んでおけば株式投資の王道手法を抑えられてしまう

どんな人におすすめ?

  • 株式投資をこれから始めようとしている人
  • 手っ取り早く株式投資の王道を学びたい人
  • 株式投資で色々試したが上手くいかず初心に立ち返りたい人

どんな人にはおすすめしない?

  • 数年で株を数倍にしたいといった投機的な手法に興味がある人
目次

株式投資は「長期のインデックス投資」が最強

この本はそこまでページ数も多くなく、手に取りやすい本です。

ただ、この少ないページ数の中に、あっさりとも言える程簡潔に、株式投資の王道である「長期のインデックス投資」が最強である理由が書かれています。

この本は共著ですが、著者の人達は、株式投資関連の本の中では名著中の名著である「ウォール街のランダム・ウォーカー」を書いたバートン・マルキールと、「敗者のゲーム」を書いたチャールズ・エリスです。

上記の本は、名著ではあるのですが、ページ数も多く、初心者の方は中々読み通すのが難しいかと思われます。

この本が凄いのは、これらの名著の最も重要なエッセンスを、超簡潔な結論として1冊の本に凝縮させていることです。正直、この本さえ読めば、他のテクニック本に終始している本はもしかしたら不要かも、と言えるレベルです。

最後に

この本は、「株式投資で最も勝率の高い方法を結論だけ教えて!」という人にはもってこいの本です。

ただ、逆に簡潔過ぎて無駄が無いので、読む人によってはあっさりし過ぎていると感じるかも知れません。

ただ、株式投資の中短期の投資を続けて負けを見てから、改めて読み返すと本当の意味が分かるといった味わい深い本にもなっています。

そういう訳で、株式投資をやっている初級~上級の全ての方が持っていて良い希有な1冊とも言えます。

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