よく成功の第一条件として、「強みを理解しており、その強みを発揮していること」が挙げられますよね。
確かに、強みを最大限活かせれば最高だな…とは誰もが考えると思います。
ただ、「そもそも強みってどう見つけるの?」と思う人も多いと思います。
何となく自分はこれが好きだな〜というのは言えると思いますが、「じゃあそれが本当に強みなの?」と聞かれると、ぐぬぬ…となってしまうのではないでしょうか?
では、どうしたら「本当の強み」を見つけることが出来るのでしょうか。
今回は、そんな「本当の強み」を見つけるための考え方をご紹介します!
そもそも「本当の強み」とは?
そもそも「本当の強み」って何なんでしょうか?
何が本当の強みで、何が本当ではない強みなのでしょうか?
結論から言うと、「本当の強み」は「人が評価した強み」のことです。
例えば、「自分では超お洒落」と思っている人がいても、実は周りから見てセンスがズレていたら、結論は「ダサい」人ですよね。
ただ、ポイントは、最終的な評価をしているのは誰かということです。
それは、本人じゃなくて周りの人ですよね。
いくら本人がお洒落だと主張しても、周りがそう思わなかったら意味が無い訳です。
強みも同様です。
実は本当の強みとは、他人から評価されないと分からないものなのです。
つまり他人からの視点、ここが「本当の強み」を考える時のポイントです。
では、具体的に「本当の強み」を見つける時の方法はどの様なものがあるのでしょうか?
①人に褒められたことを振り返る
一番見つけやすいのが、褒められたことを振り返ることです。
例えば、絵が上手いとか、料理が上手いとか、計算が早いとか、そういった人から褒められたことは間違いなくその人強みです。
ここでのポイントは褒められたことはどんなに小さいことでも良いということです。
何故なら、人が気付いて、わざわざ口に出して褒めたという時点でそれなりの強みであるからです。
また、褒められたことの根本を探ることにより、コアとなる強みを探索も出来ます。
まずは、これまで人に褒められたことを、小さな事でも良いので棚卸をしてみましょう。
②人に驚かれたことを振り返る
別の観点で言うと、人に驚かれたことも、実は強みを見つけるために有効です。
自分は当たり前だと思っていたのに、人が驚いたということは、その価値観や行動の他人とのギャップが、あなたの個性であり強みである可能性が高いです。
例えば、好きで読んでいる漫画を、「え?何でそんな漫画読んでるの?」と驚かれた経験でも結構です。
それは即ち、あなたが独自の感性や考え方を持って、自分なりの楽しみを見出している可能性が高いということです。
その感性を仕事やクリエイティブな活動に活かせば、独自の価値を発揮出来る可能性が高くなるでしょう。
この様に、人が驚いたタイミングこそ、あなたらしさが現れているタイミングでもあるのです。
最後に
「強み」を考えると、どうしても自分目線で、あれが好き、これが好き、じゃあこれが「強み」だ、と考えてしまうと人も多いと思います。
ただ、そもそも皆さんが「強み」を考える時はどういった時でしょうか?
それは、特に就職や仕事で考えることが多いのではないでしょうか?
つまり、ライバルや同僚とは違った価値を出そう、というシチュエーションが多いはずです。
なので、結局他人目線で、他人との差異から定義付けした方が、実際に活用出来る「強み」が見つかりやすいのです。
個人の時代と言われている昨今、自分なりの「強み」を見出すことはより重要性を増して来ている様に思います。
今回の話が、少しでも皆さんの「強み」の発見の参考になれば幸いです!