【読書】睡眠の質向上!『SLEEP』を読んでみた【生産性】

ここ最近、在宅勤務が長くなるにつれ、睡眠の質が徐々に落ちて来ている気がしています。

起きた時の爽快感が余り感じられなかったり、仕事中に眠くなることが多いのです。

やはり、どうしても家にこもりっきりになってしまうため、運動不足は間違いないですし、日光も浴びていないので、当然と言えば当然です…

ただ、睡眠の質は生活全体の生産性の土台になるので、この状況下でもどうにか睡眠の質を上げる方法は無いかと、参考になる本をAmazonで探してみました。

Amazonで探してみた結果、取り分け評価の良かった『SLEEP』を読んでみました!

この本では、熟睡の仕組みから、熟睡するための実践的な方法まで勉強出来るので、「最近あんまりよく眠れてないな…」という方は是非読んでみることをおすすめします!

この記事では、本を読む時間が無い人向けに、在宅勤務中でも実施出来る、かつ他の睡眠の本にあまり書かれていない、効果が大きそうな睡眠の質改善のポイント3選について、ご紹介します!

よく眠るポイント① 運動は夜ではなく朝にする

「運動すれば疲れてよく眠れる」といったイメージがありますが、どうやら、運動するタイミングも重要な様です。

僕も最近、在宅勤務のストレス解消のため、夜にたまにランニングを行っていたのですが、『SLEEP』によると、良質な睡眠を取るには朝の運動の方が良いとのことです。

何故なら、熟睡にはメラトニンという物質が必要になるのですが、そのメラトニンの生成と分泌は、日光を浴びた量に大きく左右されるからです。

特に、午前6時の間~午前8時30の間に日光を浴びれば、体内時計がもっとも敏感に反応するため、効率的にメラトニンを生成出来るため、朝のランニングは非常に効果的だということになります。

一方で、夜に運動しても睡眠の質の改善に繋がらないのは、夜に運動してしまうことにより交感神経が優位になってしまい、結果、リラックスするまでに時間がかかり、睡眠の質が下がってしまうからです。

確かに言われてみると、僕も仕事終わりに疲れを解消するために夜に走ったりしていましたが、ぐっすり眠れそうでも、意外とそうでも無い日が多かった様に感じます。

睡眠の質の向上を目的にランニング等される方は、是非朝の時間にやることを推奨します!

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よく眠るポイント② マグネシウムを肌から摂取する

また、深い眠りに必要な栄養素の一つにマグネシウムがあります。

マグネシウムは、抗ストレス作用のあるミネラルだと言われており、血糖値を整え、血流と血圧を最適な状態に保ち、身体の痛みを和らげ、神経のたかぶりを鎮めてくれるからです。

ただ、マグネシウムは機能が多いが故不足しやすいミネラルで、アメリカ人でマグネシウムは不足している人は実に80%にものぼると言われています。


また、マグネシウムは消化の過程で失われやすいミネラルなので、必要量を摂取しようとすると、大量のサプリメントを飲む必要になります。

ただ、そのようなマグネシウムを効率的に摂取する方法があります。それは、マグネシウムを肌から摂取することです。

具体的には、皮膚に塗ったり、お風呂の湯船にマグネシウムの入っているもの、例えばエプソムソルトを入れてみるといった対処法です。

生活にも取り入れやすいと思いますので、「マグネシウムは肌から摂取する」を意識して生活を改善しましょう。

「22時の元気」に頼らない

あと、これは新しい考えで面白かったのですが、いくら眠くても、22時を過ぎると目が覚めてくることがありますが、これは、身体の修復、強化、再生に使う代謝エネルギーが増えるためだということです。

このエネルギーを頼りに、再活動してしまいがちですが、このエネルギーは本来体内のメンテナンスに使われるべきもので、このエネルギーを使って夜更かしをすると、疲れが取れず、翌日の起床後に元気が余り回復していない状況になってしまいます。

私もよく経験があるのですが、非常に眠かったはずなのに、22時前後で目が覚めてしまい、逆にその後眠れなくなってししまう、といったことがよくある気がします。

正にこういったメカニズムの影響だったんですね。

22時前後に目が冴えてきても、大人しく寝ることを意識しましょう!

まとめ

以上、在宅勤務でも睡眠の質の向上のために改善できる生活のポイント3選でした!

  • 運動は夜ではなく朝にする
  • マグネシウムを肌から摂取する
  • 「22時の元気」に頼らない

余り他の本に載ってなさそう、ただし効果が大きそうなものをピックアップしてみました。

ご参考になれば幸いです!

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